ロシュの雇用基準
ロシュはやりがいのある挑戦と高い水準を設定しています
「誠実、勇気、情熱」というロシュの価値観は、私たちの決断と行動の指針となります。これらはロシュの社風の中心でありロシュグループ全体に適用されます。
ロシュでは、互いを尊重し、信頼し合う社風を促し、また期待しています。ロシュはチームワークを重視するオープンな職場を提供します。
Roche Group Employment Policy(ロシュグループ雇用規程)は、ロシュのすべての会社に対して統一された最小限の基準を定め、社員への要求も記載しています。この規程は、採用、昇進、キャリアの開発、報酬、多様性と開かれた職場環境、強制労働と児童労働の禁止、所属部署の自由を定めています。
ロシュの「リーダー7か条」は、ロシュのリーダーとして求められる姿勢を明確に定めており、部下へのコミットメントが示されています。そして業務分野や職位に関わらずすべてのリーダーに常にこの約束を実践するよう求めています。
『私は、すべてのロシュの社員は優れたリーダーに恵まれるべきだと信じています。そうなるために、私は常に模範となり、以下を通じて「誠実、勇気、情熱」というロシュの価値観を率先して実行するよう努力しています。
- 私は、「人」に対して、心からの興味を持ちます。
- 私は、「人」の話を聴き、事実を伝え、根拠を説明します。
- 私は、「人」を信頼し、判断する権限を与えます。
- 私は、「人」の潜在能力を見出し、育てます。
- 私は、妥協することなく、最高の結果を追い求め続けます。
- 私は、業務を単純化し、優先順位をつけます。
- 私は、成果を出した「人」を褒め、感謝し、皆で祝います。』
ロシュは、誰もがアイデアや意見を言うよう奨励されていると感じられる環境を育んでいます。部下と上司の関係にはオープンな意思の疎通が欠かせません。この関係を強めるために、ロシュでは、「Check-Ins」(チェックイン)と呼ばれる頻繁で気軽な社員を中心とする話し合いの制度を導入しています。
ロシュは、定期的に各国の社員に対するアンケート調査(GEOS)を行い、改善点を特定するため、社員のニーズや期待について匿名で意見を収集しています。また、この調査は業務に関するエンゲージメントを測ることも目的としています。
ロシュは全社員に対し、法令で認められた社員組合に加入する権利を尊重し、社員代表に関連するすべての法令を遵守します。ロシュでは、すべての社員代表とオープンな対話が行われるよう努めています。